Q
漢方薬はいつ飲むの？
A
”食前または食間（食後2～3時間）に服用する” となっているものが多いですが、食後に飲んではいけないというものは多くありません。
胃に負担がかかる可能性のある漢方薬は、食後の服用をお勧めする場合もございます。詳しくはどうぞお尋ねください。
Q
どんな飲み方がありますか？
A
エキス顆粒はお湯で溶かして煎じ薬のようにお飲みいただけます。またはそのまま顆粒をぬるま湯で飲んでいただいても結構です。
Q
ほかのお薬との飲み合わせは？
A
お飲みのお薬やご治療中のご病気によっては、注意が必要な場合がございます。
服用中のお薬は必ずお伝えください。
また、漢方薬を何種類か重ねて飲む場合にも、注意が必要な生薬があります。
他にお使いの漢方薬も必ずお伝えください。
よく使われる生薬で注意が必要なものの一つに、「甘草（カンゾウ）」があります。
甘草は炎症や痛みを緩和し、漢方薬全体の調和の為にも必要な生薬で、沢山の漢方薬で使われています。
食品の甘味付けにも使われ、決して怖いものではないのですが、摂取量が多くなる時に注意が必要なのが、「偽アルドステロン症」という副作用です。
偽アルドステロン症の症状は、血圧が上がる、浮腫（むくみ）、低カリウム血症、不整脈、脱力感などです。
一日2.5ｇ以上の甘草を、継続的に服用すると起こりやすくなる副作用ですが、
高齢者、女性、心臓、腎臓に病気のある方には特に注意が必要です。
ご自身で漢方薬を選ばれる際も、添付文書にあるカンゾウの量はご確認ください。