漢方について

遠藤薬局のおすすめしたい漢方薬

漢方の「補剤」

漢方では、気(エネルギー)や血(栄養、血液)が充実していることが、元気のもとで、病気を遠ざけると考えます。

日々の食事、適度な運動、睡眠から十分に気、血が補給できているのが理想ですが、消化機能の低下、睡眠不足、過労、体質虚弱、加齢などで、どうも元気が出ないような時には、漢方薬の「補剤」がお役に立ちます。

例えば、疲れやすい、体がだるいといった時に「補気薬(ほきやく)」
年齢とともに衰える体力を補う「補腎薬(ほじんやく)」など

体質に合った「補剤」は、ご自身のお体が持っている治る力を引き出してくれます。

治療が必要な病気になる前、未病の段階での「養生」にもおすすめしたい漢方薬です。

血流を改善する漢方

血流が悪く滞った状態を漢方では「瘀血(おけつ)」と言います。
血流は体の隅々まで酸素や栄養を運び、また、不要となった老廃物を回収してくれていますので、血流を良くしておくことは体の中の環境整備と考えられます。

良い環境で体の器官が働けるように、「瘀血」の兆候を感じられている方には「瘀血」を改善する漢方薬をご紹介しています。

瘀血のサイン
  • 肩こり、頭痛、関節痛がある
  • 目の下にクマができやすい
  • 脈の乱れを感じる
  • 舌の色や歯茎、唇の色が暗い
  • 月経血に塊が多い  など   
女性と漢方

お店にお越し頂く方方々には、自然に近いものに安心感を持たれ、効き目の早さより、ゆっくりで良いので、ご自身のからだを良くしていきたいとお考え下さる方が多いです。

女性の体には年代ごとの変化がありますが、それぞれの年代、体質に応じた養生があります。

無事に過ごしていけるように、また不調を早めに改善するすべとして漢方薬をお役立て頂ければと思います。

血を整える

「血」は、ほぼ血液と同じものと考えられますが、中医学では女性は「血をもって本となす」と言われる重要な要素です。

・体の器官に栄養を届ける

・潤いを与える

・精神情緒を安定させる

などの働きを持つとされます。

「血」が足りないと栄養の不足が起こり、生理不順、爪がもろい、筋がつりやすい、物忘れ、目の疲れ、皮膚や目の乾燥、不安感、不眠などの症状が現れやすくなります。

「血」を補うこと、また、滞りがちな血流「瘀血」を改善することは、疲れにくい、元気なからだ作りにつながります。

食事や睡眠、運動などの生活習慣の改善とともに、漢方を取り入れて頂ければと思います。

妊妊娠準備にも

月経が順調であるように「血」を整える漢方薬に加え、

中医学の処方に基づく漢方には、年齢を重ねていく際の体力維持によい動物生薬などの滋養強壮の漢方薬も豊富です。
そんな養生のための漢方薬で体調を整えていただくお手伝いが出来ればと思います。

おからだの事、ご予算などを伺いながら、元気な体作りをお手伝いしたいと考えています。